酸素元素の密度や比重、融点や電子配置・同位体・主な用途をまとめた酸素の化学記号一覧表を以下にまとめておる。
我々人類はこの酸素を起きている時も眠っている時も体内に取り入れながら生命を維持している。
もし食事を数日とれなかったとしても人間は生命を維持できるが、酸素の供給を絶たれると数分もしないうちに人体内のあらゆる器官にダメージを負うことになる。
命の源である酸素元素もまた要チェック項目じゃ。
【酸素の化学記号表】 | |
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発見者 | カール・ヴィルヘルム・シェーレ(スウェーデン)/ジョセフ・プリーストリー(イギリス) |
発見された年代 | 1772・1774年 |
元素記号 | O |
原子番号 | 8 |
英語表記 | oxygen |
分類 | 無色無臭の気体・非金属・カルコゲン |
原子量 | 15.9994 |
密度(kg/m³) | 1.429(気体) |
比重 | 1.14 |
融点(℃) | -218.4℃ |
沸点(℃) | -182.96℃ |
同位体 | ¹⁶O(99.757%)/¹⁷O(0.038%)/¹⁸O(0.205%) |
電子配置 | 2s²2p⁴ |
ヤング率 | ━ |
硬度 | ━ |
主な用途 | 酸素ボンベ 酸化剤 助燃剤 |
現在の地球上のあらゆる生物は酸素を供給しながら生命を維持しておる。
しかしこの酸素がはるか太古の昔、生物にとって毒性のある成分であったことはあまり知られておらん事実じゃのぉ。
酸素はあらゆる生物の進化の歴史に大きく関与している元素でもあるのじゃな。
原子番号8番の酸素は無色無臭の気体・非金属・カルコゲンに分類される我々の生活の中でも最も身近に感じられる物質じゃ。元素周期表における酸素は16族・第2周期元素として配置されておる。
酸素は生物が呼吸によって取り込み体循環・肺循環を行い全身の細胞に送り届けられる重要な物質じゃが、化学の世界では酸素は様々な物質を酸化させる「酸化物」として捕らえていくことが重要じゃ。
酸化と還元は化学の基本中の基本。
鉄が錆びる現象も酸素と鉄の酸化結合によるものじゃからのぉ。
また酸素は物質が燃焼する過程においても重要な働きを示す元素である。