ナトリウム元素の密度や比重、融点や主な用途をまとめたナトリウムの化学記号一覧表を以下にまとめておる。
食塩などに代表されるナトリウムの基本知識をまずはしっかり把握することが大切じゃ。
【ナトリウムの化学記号表】 | |
---|---|
発見者 | ハンフリー・デービー(イギリス) |
発見された年代 | 1807年 |
元素記号 | Na |
原子番号 | 11 |
英語表記 | sodium |
分類 | 銀白色・アルカリ金属 |
原子量 | 22.9897 |
密度(kg/m³) | 970(固体) |
比重 | 0.97 |
融点(℃) | 97.75℃ |
沸点(℃) | 882.4℃ |
同位体 | ²³Na(100%)/²⁴Na(β=14.9590時間) |
電子配置 | 3s¹ |
ヤング率 | 10GPa |
硬度 | 0.5 |
主な用途 | 食塩 高速増殖炉の冷却材 NaS電池 メタルハロゲンランプ 石鹸 スポーツドリンク(浸透圧調整) |
ナトリウムはイオン化しやすい元素であることからイオン結合の事例として扱われることの多い元素でもある。
⇒イオン結合の解説はこちら
原子番号11番のナトリウムは銀白色・アルカリ金属に分類される鉱物じゃ。元素周期表におけるナトリウムは1族・第3周期元素に配置されておる。
ナトリウムが含まれる物質の中で最も知られておるのは食塩であることは間違いないのぉ。
食塩に含有されておるのはナトリウムと塩素の化合物である「塩化ナトリウム(NaCL)」と呼ばれる化合物じゃ。
ナトリウム鉱物は、アルカリ金属の中でも非常に柔らかい鉱物で簡単にナイフで切断することが可能。
様々な元素と組み合わさって「石鹸」や「漂白剤」など多くの身近な日常生活用品にもナトリウムは含まれておるのじゃよ。
尚、ナトリウムは人体機能の調整を行う栄養素でもあるミネラルの一種でもあるのじゃ。