ケイ素元素の密度や融点・比重・同位体、主な用途をまとめたケイ素の化学記号一覧表を以下にまとめておる。
ここではまずケイ素の基礎知識を確認しておくとしよう。
【ケイ素の化学記号表】 | |
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発見者 | イェンス・ヤコブ・ベルセリウス(スウェーデン) |
発見された年代 | 1824年 |
元素記号 | Si |
原子番号 | 14 |
英語表記 | silicon |
分類 | 灰白色・半金属・レアメタル |
原子量 | 28.0855 |
密度(kg/m³) | 2330 |
比重 | 2.33 |
融点(℃) | 1410℃ |
沸点(℃) | 2355℃ |
同位体 | ²⁸Si(92.223%)/²⁹Si(4.685%)/³⁰Si(3.087%) |
電子配置 | 3s²3p² |
ヤング率 | 185GPa |
硬度 | 6.5 |
主な用途 | 半導体 シリコーンゴム ガラス ゼオライト 太陽電池 シリカゲル(乾燥剤) 珪藻土(建築材料) |
ケイ素はIT産業や自動車産業に欠かせない半導体の主要元素のひとつなのじゃよ。
原子番号14番のケイ素は灰白色・半金属・レアメタルに分類される半導体材料としては今日では欠かすことの出来ない重要な鉱物じゃ。元素周期表におけるケイ素は14族・第3周期元素に配置されておる。
近年住宅の壁面素材、特に内装材として人気を集めた「珪藻土」はケイ素の化合物である二酸化珪素が主成分となっておる。
シリコンという言葉の方がケイ素よりも馴染み深いかもしれんがシリコン(ケイ素の英語名)は半導体材料や太陽電池の構成部材として幅広く活躍しておるのじゃよ。