リン元素の密度や比重、融点や主な用途をまとめたリンの化学記号一覧表を以下にまとめておる。
ここではまずリンの基礎知識を確認しておくとしよう。
【リンの化学記号表】 | |
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発見者 | ヘニング・ブラント(ドイツ) |
発見された年代 | 1669年 |
元素記号 | P |
原子番号 | 15 |
英語表記 | phosphorus |
分類 | 非金属 |
原子量 | 30.9737 |
密度(kg/m³) | 1823 |
比重 | 白リン比重1.82/黒リン比重2.69/紫リン比重2.37/紅リン比重1.88 |
融点(℃) | 44.1℃ |
沸点(℃) | 280.2℃ |
同位体 | ³¹P(100%)/³²P(β=14.262日) |
電子配置 | 3s²3p³ |
ヤング率 | ━ |
硬度 | ━ |
主な用途 | 食品添加物 研磨剤 マッチ(火薬部分) 農薬 |
リンは炭素と同様に多くの同素体を持つ元素の一つじゃ。
原子番号15番のリンは非金属に分類される我々の人体の中でも多くの割合を占めておる物質じゃ。元素周期表におけるリンは15族・第3周期元素として配置されておる。
リンは多くの同素体をもつ物質で白リン・黒リン・紫リン・赤リン・紅リンなどその見た目の色によっても分類されておる。
人体内では体重の10%ほどがリン化合物で構成されており、主に細胞膜を構成する「リン脂質」として不可欠な人体の構成要素となっておるのじゃよ。
スポーツ選手などはエネルギー代謝の主力となる「アデノシン三リン酸」などという言葉でリンの存在を把握しておるものも多いかもしれんのぉ。