塩素元素の密度や融点・比重・同位体、主な用途をまとめた塩素の化学記号一覧表を以下にまとめておる。
ここではまず塩素の基礎知識を確認しておくとしよう。
【塩素の化学記号表】 | |
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発見者 | カール・ヴィルヘルム・シェーレ(スウェーデン) |
発見された年代 | 1774年 |
元素記号 | Cl |
原子番号 | 17 |
英語表記 | chlorine |
分類 | 黄緑色の気体・ハロゲン |
原子量 | 35.453 |
密度(kg/m³) | 3214(気体) |
比重 | 2.49 |
融点(℃) | −100.98℃ |
沸点(℃) | −33.97℃ |
同位体 | ³⁵Cl(75.78%)/³⁷Cl(24.22%)/³⁸Cl(%) |
電子配置 | 3s²3p⁵ |
ヤング率 | ━ |
硬度 | ━ |
主な用途 | クロロホルム 漂白剤 殺菌剤 ポリ塩化ビニル |
塩素は殺菌力を持つ元素。水道の蛇口を捻ると水が出てくるが、この水は塩素によって消毒された水となっておる。
原子番号17番の塩素は黄緑色の気体・ハロゲンに分類される鉱物じゃ。元素周期表における塩素は17族・第3周期元素として配置されておる。
塩素と言えばプールや水道水の「殺菌剤」として使用されておることを知っておる方は多いじゃろう。
プール施設に入ると、入り口付近から独特の匂いがするのぉ。あのプールの独特の匂いは「塩素化合物」から発せられている匂いだったのじゃ。