スカンジウム元素の密度や融点・比重・同位体、主な用途をまとめたスカンジウムの化学記号一覧表を以下にまとめておる。
ここではスカンジウムの基礎知識を確認しておくとしよう。
【スカンジウムの化学記号表】 | |
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発見者 | ラルス・ニルソン(スウェーデン) |
発見された年代 | 1879年 |
元素記号 | Sc |
原子番号 | 21 |
英語表記 | scandium |
分類 | 銀白色金属/遷移金属/アルカリ希土類金属 |
原子量 | 44.9559 |
密度(kg/m³) | 2989 |
比重 | 2.99 |
融点(℃) | 1541℃ |
沸点(℃) | 2831℃ |
同位体 | ⁴⁵Sc(100%)/⁴⁶Sc(β=83.79日) |
電子配置 | 3d¹4s² |
ヤング率 | 74.4GPa |
硬度 | ━ |
主な用途 | メタルハライドランプ(野球場照明・映画撮影用照明など) スカンジウム合金(軽量フレーム) 植物の発芽の促進剤 |
野球場やサッカー競技場、スキー場のナイター施設の照明にはスカンジウムを原料とした照明が使用されておる。
スカンジウム照明は、明るさ、耐久性に優れ消費電力も少ない省エネ効果をもたらす照明である為じゃ。