化学の練習問題(入門) | 難易度 | ![]() |
リチウムイオン電池等で知られるリチウムは近年急激な需要の高まりに比例して価格の高騰が続いている。この価格の高騰が続くリチウム資源の約50%近くが埋蔵されているとされる有名なボリビアの塩湖はどれ? |
答え | ③ウユニ塩湖 |
関連解説ページ |
⇒リチウムの詳しい解説はこちら ⇒ウユニ塩湖のリチウム埋蔵量の解説はこちら |
【答えの解説】
ウユニ塩湖は世界一のリチウム資源の埋蔵量を誇る塩湖。リチウム資源はレアメタルに分類されるように地球上に埋蔵されていると予想されている量は十分な量とは言えない。
その為、地球上の約半分のリチウムが埋蔵されておるウユニ塩湖は近年大きな注目を集めるようになっておる。
リチウムイオン電池が普及する以前もウユニ塩湖はアンデスの有名な観光地として知られており、現在も旅行ツアーの定番である雨季のウユニ塩湖を巡るツアー企画はとても多いのぉ。
尚、①のトゥズ塩湖はトルコのアナトリア地方にあるトルコ内では2番目の大きさを誇る大きな塩湖で高すぎる塩分濃度で知られる湖。
②のアタカマ塩湖は、アンデス山脈に位置するチリ最大の塩湖。アメリカ大陸内ではウユニ塩湖に次ぐ2番目の大きさを誇る塩湖で、世界中のリチウム資源の約27%はこのアタカマ塩湖に埋蔵されていると推測されているのじゃ。
④のカスピ海は世界最大の湖であり世界最大の塩湖としても知られておる。尚、カスピ海と呼ばれておるがここは湖で大きさは日本の国土面積とほぼ同じ大きさとなっておるのじゃよ。